我が子に一番必要な教育は?
こんにちは。
家庭教師プロフェッショナルの甲野です。
世の中には様々な教育が溢れています。
知能を伸ばす教育、個性を伸ばす教育、自己肯定感を高める教育などなど・・・
長岡の本屋にも様々な教育の本がありますし、テレビやネットでも様々な教育の話が出てきます。
どれも正しいように聞こえますし、実際に効果があった話だと思います。
しかし、それが自分の子どもに上手くハマるかどうかは、別の話ですよね。
自分の子どもにとって一番必要な教育とは、一体何なのでしょうか?
1.子どもの「発達段階」によって、必要な教育は変わります。
例えば、幼児期に必要な教育は、遊びを通して様々な事に興味を持たせてあげる事や、生活の中で少しずつ決まり事を教えていく事などが考えられます。中学生に必要な教育は、教科の学習を通して様々な知識を身に付ける事や、受験や就職に向けて少しずつ自分を律する事などが考えられます。
2.子どもの「特徴」によっても、必要な教育は変わります。
例えば、音に敏感な子どもの場合は、落ち着いた環境で本人のペースを尊重させてあげる事が必要です。動く事が好きな子どもの場合は、広い環境で思いっきり体を動かしてあげる事が必要になるでしょう。
このように、子どもに必要な教育はそれぞれの子どもによって異なるという事が分かると思います。子どもの発達段階や特徴に合わない教育をしてしまうと、必ず何かしらの不具合が生じてしまいます。まずは自分の子どもの発達段階や特徴を把握して、子どもに合わせた教育を考える事が大切になります。
3.親がどんな意図を持って子どもに接するかも重要です。
ここがはっきりしていないと、教育は上手く行かなくなってしまいます。
例えば、子どもに約束を守ってほしいと思っているなら、約束を守る事の大切さを教えたり、約束を守れたら良い事があるという事を感じさせたりする必要があると思います。 しかし、約束を守る事の大切さが伝わっていなかったり、子どもが約束を守った時に何も良い事がなかったりすれば、子どもは約束を守らなくなってしまいます。
何を大切にしなければならないかは、人によって考え方が違います。
お父さんとお母さんで考え方も違うでしょうし、親と子どもも考え方が違うでしょう。
だからこそ、お父さんやお母さんが子どもにどんな風に育ってほしいと思っているかをはっきりさせる事が、教育においてはとても重要になります。
自分の子どもにとって一番必要な教育が何なのか。
それは、子どもの発達段階や特徴に合わせて、その都度変わってくるものです。 そして、普段子どもを見ているお父さんやお母さんが、子どもにどんな風に育ってほしいと思っているのかをはっきりさせる事が、子どもにとって必要な教育を決める第一歩になるのです。